利用規約

第1条 適用

1. 1. 本規約は、本サービス（第2条で定義します。）の利用に関する当社と利用登録者（第2条で定義します。）との間の本サービスの利用に関わる一切の関係に適用されます。
2. 2. 当社が当社サイト（第2条で定義します。）上で随時掲載する本サービスに関するルール、諸規定等は本規約の一部を構成します。
3. 3.本規約と前項のルールその他の本規約外における本サービスの説明等とが異なる場合は、本規約の規定が優先して適用されるものとします。ただし、本規約外に別途の規定を定め、本規約に優先して適用される旨を明記する場合には、この限りでないものとします。
4. 4. 当社は、利用登録者に対して、インターネット上で当社と提携しているクリーニング業者・工場（以下「提携クリーニング業者」といいます。）のクリーニングサービスの利用権（以下「本権利」といいます。）の販売を行うものであり、クリーニング業を営むものではありません。提携クリーニング業者が、提携宅配業者（第2条で定義します。）を通じ、利用登録者の皆様からの依頼品（第2条で定義します。）を受け取り、クリーニングを行っております。
5. 5. 当社と提携クリーニング業者間では、提携クリーニング業者が利用登録者に対してクリーニング業務を提供することを内容とする契約を締結しています。利用登録者が、本権利を購入した場合、本サービス上における利用登録者からの申込みをもって、利用登録者と提携クリーニング業者間において本規約を内容とする個々のクリーニング業務に係る個別の契約（以下「クリーニング契約」といいます。）が成立します。

第2条 定義

本規約において使用する用語は次のとおりとします。

1. (1)「本サービス」とは、当社が提供する「maru-arai」という名称のインターネット上で本権利または本商品を購入することができるシステムを提供するサービス（サービスの名称や内容が変更された場合は、当該変更後のサービスを含みます。）を意味します。
2. (2)「当社サイト」とは、そのドメインが「http://maru-arai.class-plus.jp/」である当社が運営するウェブサイト（当社のウェブサイトのドメインや内容が変更された場合は、当該変更後のウェブサイトを含みます。）と当社が運営するウェブアプリを意味します。
3. (3)「提携宅配業者」とは、当社と提携関係にある、依頼品の宅配を行う業者を意味します。
4. (4)「依頼品」とは、利用登録者が本サービスを通じて提携クリーニング業者にクリーニングを依頼した物品を意味します。
5. (5)「利用契約」とは、当社と利用登録者の間で成立する、本規約に従った本サービスの利用契約を意味します。
6. (6)「利用登録者」とは、第3条に基づき本サービスの利用の登録（以下「登録」といいます。）がなされた個人または法人を意味します。
7. (7)「クリーニング番号タグ」とは、クリーニング後に依頼品に付される、クリーニング番号とバーコードが記載されたタグを意味します。
8. (8)「予備タグ」とは、クリーニング後に依頼品に付される、クリーニング番号が記載され、バーコードの記載のないタグを意味します。※予備タグを付さない場合もあります。
9. (9)「知的財産権」とは、著作権、特許権、実用新案権、商標権、意匠権その他の知的財産権（それらの権利を取得し、またはそれらの権利につき登録等を出願する権利を含みます。）を意味します。

第3条 登録

1. 1. 本サービスの利用を希望する者（以下「登録希望者」といいます。）は、次に定める手続、その他の当社が定める手続に従って、利用登録の申込みをするものとします。
   (1) 登録希望者は、本規約を遵守することに同意したうえで、当社が本サービス上で別途指定する方法により、本サービスを利用する個人・法人自ら登録の申込みを行ってください。
   (2) 登録希望者は、本サービス上で別途指定する方法にて、当社が定める必要事項（以下「登録情報」といいます。）を登録してください。
2. 2. 利用登録者は、登録情報に変更があった場合は、遅滞なく、当社の定める方法により、当該変更事項を当社に通知し、当社から要求された資料を提出するものとします。

第4条 料金と支払方法

1. 1. 利用登録者は、当社サイトに定める利用料金（本権利の代金を含むものとし、以下特段の記載がない限り同様です。）と送料を別途当社が定める方法で、当社の定める時期までに当社に支払うものとします。振込手数料その他支払に必要な費用は利用登録者の負担とします。
2. 2. 利用登録者が利用料金や送料を当社の定める時期までに支払わなかった場合、利用登録者に年14.6％の割合による遅延損害金を当社が請求できるものとします。
3. 3.利用登録者は、利用料金および送料をクレジットカード決済もしくは後払いにて当社に支払うものとします。なお、後払いにて支払う場合、後払い手数料は利用登録者の負担とします。
4. 4.クリーニング注文後の決済確定時、利用登録者の都合により登録のクレジットカードにて決済が行えなかった場合、別のクレジットカードでの決済もしくは後払いでのお支払いとなります。

第5条 個人情報

当社は、利用登録者の個人情報を、当社が定めるプライバシーポリシーに従って取り扱い、利用登録者はこれに同意するものとします。

第6条 本サービスの停止等

1. 1. 当社は、次のいずれかの事由に該当する場合、利用登録者に事前に通知することなく、本サービスの全部または一部の提供を停止できます。
   (1) 本サービスに係るコンピューター・システムの点検・保守作業を定期的や緊急に行う場合
   (2) コンピューター、通信回線等が事故により停止した場合
   (3) 火災、停電、天災地変などの不可抗力により本サービスの運営ができなくなった場合
   (4) 第三者からの本サービスへの不正アクセス、有害なコンピューター・プログラム等により、本サービスの提供ができない場合
   (5) その他、当社が停止を必要と判断した場合
2. 2. 当社は、当社の都合により、本サービスの提供を終了できます。この場合、当社は利用登録者に事前に通知します。

第7条 権利帰属

1. 1. 当社サイト・本サービスに関する所有権・知的財産権は全て当社または当社にライセンスを許諾している者に帰属し、利用契約は、当社サイトや本サービスに関する当社・当社にライセンスを許諾している者の知的財産権の使用許諾を意味するものではありません。
2. 2. 当社サイトや本サービスにおいて、利用登録者が投稿その他送信を行った文章、画像、動画その他のデータについては、当社において、利用登録者に事前確認の上、無償で利用（複製、複写、改変等）できるものとします。

第8条 禁止事項等

1. 1. 当社は、利用登録者が、次の各号のいずれかの事由に該当し、または該当するおそれがあると判断した場合は、当該利用登録者について、本サービスの一部または全部の利用停止、登録の取消し、提携クリーニング業者に代わってのクリーニング契約の解除、その他当社が適切と判断する措置をとることができます。なお、当社は措置理由の開示責任を負いません。
   (1) 法令、当社が定める規約・利用ルール等に違反した場合
   (2) 犯罪に関連する行為・公序良俗に反する行為をした場合
   (3) 登録情報に虚偽や事実と異なる内容が含まれることが判明した場合
   (4) 過去に本サービスの登録を取り消された者である場合
   (5) 過去当社との契約に違反した者またはその関係者であると当社が判断した場合
   (6) 未成年者、成年後見人、被保佐人または被補助人のいずれかであり、法定代理人、後見人、保佐人または補助人の同意等を得ていなかった場合
   (7) 反社会的勢力等（暴力団、暴力団員、反社会的勢力、その他これに準ずる者を意味します。以下同じです。）である、または資金提供その他を通じて反社会的勢力等の維持、運営や経営に協力や関与する等反社会的勢力等との何らかの交流や関与があると当社が判断した場合
   (8) 支払停止または支払不能となり、または破産手続き開始、民事再生手続開始、会社更生手続開始、特別清算開始もしくはこれらに類する手続の開始の申立てがあった場合
   (9) 初回特典を複数回利用する目的等により、意図的に複数の登録を行った場合
   (10) 12ヶ月以上本サービスの利用がなく、当社からの連絡に対して30日間以上応答がない場合
   (11) 本サービスを通じ、以下に該当し、または該当すると当社が判断する情報を当社または本サービスの他の利用者に送信した場合
   　・コンピューター・ウィルスその他の有害なコンピューター・プログラムを含む情報
   　・当社、本サービスの他の利用者またはその他の第三者の名誉または信用を毀損する表現を含む情報
   　・反社会的な表現を含む情報
   (12) 本サービスのネットワークまたはシステム等に過度な負荷をかける行為を行った場合
   (13) クリーニングの性質に照らして、不合理な要求を行った場合
   (14) 攻撃的、差別、誹謗中傷、残虐、第三者に不快感を与える表現その他当社が不適切と考える表現を用いた場合
   (15) 当社、他の利用登録者その他の第三者に損害を生じさせるおそれのある目的・方法で本サービスを利用した場合
   (16) 当社、他の利用登録者その他の第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利・利益を侵害した場合
   (17) 本サービスの利用登録者として有する地位を第三者に譲渡・使用させた場合や、第三者より譲り受けた場合
   (18) 第三者になりすまして本サービスを利用した場合
   (19) 本サービスの他の利用者のアカウントを利用した場合
   (20) 当社による本サービスの運営を妨害するおそれを生じさせた場合
   (21) その他、当社が不適切と判断する場合
2. 2. 前項各号のいずれかの事由に該当し、または該当するおそれがあると当社が判断した場合、利用登録者は、当社に対して負っている債務の一切について当然に期限の利益を失い、直ちに当社に対して全ての債務を履行しなければなりません。

第9条 登録取消等

1. 1. 当社は、14日前までに別途当社が定める方法で利用登録者に通知することにより、登録を取り消すことができます。
2. 2. 利用登録者は、登録の取消しを希望する場合、別途当社が定める方法で当社に申し出ることにより、登録の取消しを申請できます。ただし、登録の取消しを希望する利用登録者に未払い等、未履行の債務が存在する場合、利用登録者は、当該未履行の債務を履行するまで、登録の取消しはできないことを予め承諾するものとします。
3. 3. 当社が前項の申し出を承認することによって、利用契約は終了し、利用登録者の登録は取り消されます。なお、当社は、前項ただし書所定の事由その他合理的な理由がある場合を除き、前項の申し出を承認します。
4. 4. 利用登録者の登録が取り消された場合でも、利用登録者の登録の取消しまでに有効に成立したクリーニング契約はなお有効に存続し、当該存続するクリーニング契約については本規約が適用されますが、当社は、当社が必要と認めた場合は、提携クリーニング業者に代わって、当該クリーニング契約の全部または一部を任意に取り消すことができます。

第10条 保証の否認と免責

1. 1. 本サービスの提供に起因しまたは関連して利用登録者が損害を被った場合でも、当社は、当社に故意・重過失がある場合または利用契約が消費者契約法に定める消費者契約に該当する場合を除き、当該損害を賠償する責任を負わないものとします。
2. 2. 本規約に定める免責条項が適用されない等の理由により、当社が利用登録者に対して責任を負うべき場合は、当社に故意・重過失がある場合を除き、それらの責任に基づく損害賠償額は、当該利用登録者が当該損害の発生までに当社に支払った本サービスの利用料金の総額を上限とします。
3. 3. 本サービスや当社サイトに関連して利用登録者と他の利用登録者その他の第三者との間において生じた取引、連絡、紛争等については、利用登録者の責任において処理・解決するものとします。
4. 4. 利用登録者は、本サービスの利用開始時や本サービスの利用中に、当社サイトからのダウンロードその他の方法によりソフトウェア等を利用登録者のコンピューター等にインストールする場合には、利用登録者が保有する情報の消滅・改変や機器の故障、損傷等が生じないよう注意するものとします。
5. 5. 当社は、電話やメール等、当社宛の連絡の中で、大声を上げる、脅す、不合理な要求をする、繰り返し同様の要求をするなど利用登録者が当社担当者および提携クリーニング業者に迷惑や恐怖感を与える可能性がある行為があった場合や当社のサービス・営業を故意や過失で妨害したと当社が判断した場合、当社の裁量により警察への通報等の対応をとるとともに、即時対応の中断を行うことができるものとします。

第11条 本規約等の変更

1. 1. 当社は、本サービスの内容を自由に変更できます。
2. 2. 当社は、当社が必要と認めた場合は、本規約を変更できるものとします。本規約を変更する場合、変更後の本規約の施行時期および内容を当社ウェブサイト上での掲示その他の適切な方法により周知し、または利用登録者に通知します。ただし、法令上利用登録者の同意が必要となるような内容の変更の場合は、当社所定の方法で利用登録者の同意を得るものとします。

第12条 連絡と通知

1. 1. 本サービスに関する問い合わせその他利用登録者から当社に対する連絡や通知は、当社の定める方法で行います。
2. 2. 当社が利用登録者に対して行う本サービスについての一切の通知は、原則として、当社サイト上や登録情報上のメールアドレス宛のメールおよびLINE（LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ）上にて行い、これらの通知の効力は、当社が当該通知を掲載か送信した時点をもって発生します。
3. 3. 前項に定める通知以外の通知方法を用いる場合、その通知の効力は、当該通知が利用登録者に到達するために合理的に必要な期間が経過した時点で発生します。
4. 4. 前二項に定める通知の効力は、利用登録者が現実に通知を受領や認識したかどうかを問わず、発生します。

第13条 事業譲渡

当社は、本サービスに関する事業を他社に譲渡した場合には、当該事業譲渡に伴い本規約に基づく利用契約上の地位、権利・義務・利用登録者の登録情報その他の顧客情報を当該事業譲渡の譲受人に譲渡することができ、利用登録者は、この譲渡につき予め同意したものとします。なお、本項に定める事業譲渡には、通常の事業譲渡のみならず、会社分割その他事業が移転するあらゆる場合を含みます。

第14条 存続規定

利用登録者の登録の取消しを含む、本規約に基づく利用契約終了後も、本規約中の、その性質上存続すべき条項（当社の免責について定めた条項を含みますがこれに限られません。）は有効に存続するものとします。

第15条 損害賠償

1. 1. 利用登録者は、本規約に違反し、または本サービスの利用に関連して当社に損害を与えた場合、当社に対しその損害を賠償しなければなりません。
2. 2. 利用登録者による本サービスの利用に関連して、当社が、他の利用登録者その他の第三者から権利侵害その他の理由により何らかの請求を受けた場合は、利用登録者は当該請求に基づき当社が当該第三者に支払を余儀なくされた金額と費用（当該請求を解決するために要した弁護士費用や裁判費用等を含みます。）を賠償しなければなりません。
3. 3.利用登録者が上記第1項、第2項に定める賠償を当社の定める時期までに支払わなかった場合、利用登録者に年14.6％の割合による遅延損害金を当社が請求できるものとします。
4. 4. 当社は、クリーニング業務に関連して利用登録者が被った損害について、別紙1「クリーニング利用規約」・別紙2「賠償基準」に従った範囲に限り、提携クリーニング業者が負う損害賠償債務を連帯して保証いたします。

第16条 損害賠償

本規約のいずれかの条項またはその一部が、消費者契約法その他の法令等により無効または執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定および一部が無効または執行不能と判断された規定の残りの部分は、継続して完全に効力を有するものとします。

第17条 準拠法と管轄裁判所

本規約の準拠法は日本法とし、本規約に基づく権利および義務について紛争が生じたときは、当社の本店所在地を管轄する裁判所をもって専属的合意管轄裁判所とします。

第1条 目的

クリーニング利用規約は、提携クリーニング業者が本サービスを通じて利用登録者に提供するクリーニング（以下「本クリーニング」といいます。）の利用条件について定めるものです。当社は、クリーニング業務を行うものではありませんが、提携クリーニング業者との業務提携契約に基づき、カスタマーサポート業務等（クリーニング業務を含みません。）を利用登録者に対して提供します。

第2条 取扱いの範囲

1. 1. 利用登録者は、次の物品は本サービスの取扱除外品となり、本サービスを通じたクリーニングの依頼ができないことに予め同意するものとします。また、利用登録者は、本サービスの性質上、提携クリーニング業者において、依頼品が到着してからでなければ取扱除外品に該当するか否かの判断ができないことを認識し、提携クリーニング業者の判断により取扱除外品と判断された依頼品について、利用登録者への事前連絡の上、利用登録者の送料その他の費用の負担により返却されることについて予め同意するものとします。
   (１)皮革・毛皮製品（フェイクレザーも不可）
   (２)着物・和服類（浴衣等）
   (３)帽子・ドレスなど輸送中に型崩れが危惧されるもの
   (４)スパンコール・ビーズなどの多い衣類
   (５)購入価格が1点あたり50万円超の品
   (６) 肌着・下着類・オムツその他これらに類するもの
   (７) 手ぬぐい、タオルその他これらに類するもの
   (８) 汚れ、臭いがあまりにも酷いもの
   (９) 汚物・血液・毒物・劇物が付着したままのもの
   (10) 伝染性の疾病に罹患している方が使用したものや伝染性の疾病に罹患している方に接した方が使用したもので、伝染性の疾病の病原体による汚染のおそれのあるもの
   (11) 病院や診療所において療養のために使用された寝具その他これに類するもの
   (12)ペットが使用したもの
   (13)乾いていない衣類、輸送中にカビ、においが付くおそれのあるもの
   (14)穴や傷がひどいなど、提携クリーニング業者がクリーニング不可能と判断したもの
   (15) 修繕のみやオプションサービスのみを利用する目的で依頼されたもの
   (16) 輸送中に型崩れが危惧されるもの
   (17) ドライクリーニングも水洗いも不可能なもの
   (18) 他のクリーニング業者にて事故が発生したものや事故のおそれがあると指摘されたもの
   (19) その他、提携クリーニング業者が、取扱い表示（洗濯表示、品質表示等の呼称で洗たく方法が表示されたものを総称して、以下「取扱い表示」といいます。）がない、またはクリーニングが難しいと判断したもの
2. 2. 利用登録者は、依頼品に事故が発生した場合、別紙2「賠償基準」に則り賠償金額が決定されることを承諾するものとします。

第3条 依頼品の集荷と梱包

1. 1. 利用登録者は、本サービス上で別途指定する方法により、提携宅配業者に依頼品の集荷を申し込むことができます。
2. 2. 利用登録者は、当社サイトの定めに従って、依頼品の梱包を行うものとします。

第4条 納品

1. 1. 提携クリーニング業者にて本クリーニングを行った後の、提携宅配業者から利用登録者への依頼品の納品において、利用登録者の不在その他の理由により依頼品を納品できない場合、提携宅配業者の定める期間、提携宅配業者の一時預かり倉庫に保管されます。提携宅配業者の一時預かりが一定期間を過ぎた場合、配達のために発送した依頼品が発送元へ荷戻りとなった場合、利用登録者は再納品に要する往復送料その他の費用を負担します。
2. 2. 提携クリーニング業者は、クリーニング工場より発送後、最初の荷戻りが発生してから3ヶ月以上経過しても利用登録者に連絡がつかない場合や最初の荷戻りを含めて3回以上荷戻りが発生した場合、依頼品を提携クリーニング業者の裁量により処分することを当該利用登録者に通知した上で処分することができます。
3. 3. 提携クリーニング業者は、荷戻りが発生し、発送元に到着した日から30日を経過した場合、当該到着日から発送日までの期間について、保管料・火災保険料として1日あたり50円の費用を請求することができます。
4. 4. 提携クリーニング業者・提携宅配業者は、ご希望のお届け日に納品できるよう努力を尽くしますが、お届け日は天候、道路事情などに左右されるあくまで目安であり、ご希望のお届け日に納品できなかった場合でも、返金、損害賠償、代替品の購入・賃借等の義務を負いません。ただし、遅延の原因が提携クリーニング業者にあり、提携クリーニング業者が相当と判断した場合には返金等を行う場合があります。

第5条 再仕上げ

1. 1. 利用登録者から、本クリーニング後の依頼品について、シミ、シワなどの仕上がりに対する不満足、その他衣類について個人の感性や感覚等に基づく再仕上げ（クリーニング後の依頼品について、無償で再度のクリーニングその他必要な措置を行うことをいいます。以下同じです。）の申し出があった場合、提携クリーニング業者は、再仕上げの要否・適否を検討し、本条に定める条件に沿った申し出であり、かつ、再仕上げを行う合理的な理由があると判断した場合には、付加サービスとして、再仕上げを行います。
2. 2. 利用登録者は、どのような品物においても経年劣化・変化、耐用年数、取扱方法があることを予め認識し、提携クリーニング業者は、経年劣化・変化、耐用年数、取扱方法による不満足に基づく再仕上げは行いません。
3. 3. 利用登録者が依頼品について再仕上げを希望する場合、依頼品を受け取った日の翌日から7日以内に、提携クリーニング業者の窓口である当社に対して、再仕上げ希望の旨を申し出なければなりません。
4. 4. 利用登録者は、依頼品を受け取った後、着用する前に、再仕上げの申し出を行わなければなりません。ただし、提携クリーニング業者は、着用が試着程度のごく短時間にとどまり、かつ、クリーニング番号タグもしくは予備タグと検品時のデータの一致が確認でき、また、再仕上げを行う合理的な理由があると判断した場合には、再仕上げを任意に受け付けることができます。
5. 5. 提携クリーニング業者は、本条に定める再仕上げの要否を判断するために、利用登録者に依頼品の写真撮影もしくは依頼品の郵送を求めることがあり、利用登録者はこれに予め同意するものとします。
6. 6. 利用登録者が、依頼品の受け取り後、再仕上げの申し出前に、依頼品を、利用登録者自身で洗濯、洗浄、修理や修繕を行った場合、他クリーニング業者にてクリーニング、修繕業者による修繕を行った場合は、再仕上げをお受けできません。また、クリーニング番号タグもしくは予備タグと検品時のデータの一致が確認ができない場合は再仕上をお受けできません。

第6条 保証の否認と免責

1. 1. クリーニングの性質上、提携クリーニング業者は、依頼品の仕上がりの状態につき個人の感性や感覚に合致すること等を保証するものではありません。
2. 2. 利用登録者は、依頼品の傷、綻び、小さな穴等はクリーニング中に拡大してしまうことがあることを予め認識し、集荷前に適切な点検・確認をするものとします。利用登録者は、傷等が検品時に見つかり、各種事故に繋がることが予見される場合、工程途中であっても依頼品が返却される場合があることに予め同意します。
3. 3. 提携クリーニング業者は、縮み、色抜け、風合い変化が生じてしまった依頼品や第三者が不適切なクリーニングを行ったこと、依頼品の性質などに起因して不具合が生じてしまった依頼品が検品時に発覚した場合、提携クリーニング業者は依頼品を利用登録者の費用で返却できます。
4. 4. (1)　利用登録者は、どのような物もクリーニングの回数により風合いや色合いが変化すること、とりわけ初回のクリーニングでの風合いや色合いの変化が大きいことを予め認識するものとします。 (2)　利用登録者は、スーツなどの上下対となった依頼品については、双方を同時にクリーニングに出さなかった場合は、一方の風合いや色合いに変化が生じる可能性があることを認識します。
5. 5. 利用登録者は、集荷前に、依頼品のポケットの中・梱包に使用された袋等の中の点検を行うものとします。
6. 6. 利用登録者は、依頼品にシミがある場合、シミの種類や、付けてしまった日時等を提携クリーニング業者に伝えなければなりません。利用登録者は、シミの種類によっては、日時経過や状態変化によりシミが浮き出てきてしまうものや消えなくなるもの、変色してしまうものがあることを予め認識します。
7. 7. 利用登録者は、依頼品に取り外し可能な装飾品がある場合、集荷前に当該装飾品を取り外すものとします。利用登録者は、接着式のものなど、装飾品は洗えない場合が多く、衣類に付いている取扱い表示タグでは「洗濯可」となっていても、装飾品に対しての表示ではない場合が多いことを予め認識します。また、利用登録者は、当該装飾品について、クリーニングが行われずに返却される場合があることに予め同意するものとします。
8. 8. 利用登録者は、依頼品が全てクリーニング番号にて管理されており、クリーニング番号タグ・予備タグが提携クリーニング業者でお預かりしたことを証明するものであること、したがって、クリーニング番号タグもしくは予備タグが付いていない依頼品についての再仕上げの依頼、事故の賠償、ご要望その他の問い合わせを受け付けられないことに予め同意するものとします。ただし、利用登録者がクリーニング番号タグもしくは予備タグが付いていない依頼品について、提携クリーニング業者に預けた依頼品であることを利用登録者が別途立証した場合を除きます。
9. 9. 利用登録者は、提携クリーニング業者が、利用登録者の依頼品を管理するため、ブランドタグ（依頼品の内側等にあるブランド名を表示するタグ）、取扱い表示タグにピン等でクリーニング番号タグ等を取り付けることを予め承諾します。また、利用登録者は、本体にブランドタグや取扱い表示タグやがない場合は、洋服本体にクリーニング番号タグ等を取り付ける場合があることを予め承諾します。
10. 10. 利用登録者は、依頼品について特に指定が無い限り、依頼品のメーカー（以下「メーカー」といいます。）が指定する取扱い表示タグに準拠した工程にてクリーニングが行われることに予め同意するものとします。
11. 11. 提携クリーニング業者は、依頼品に不具合があった場合、メーカーに確認することができます。

第7条 紛争処理と損害賠償

1. 1. 利用登録者は、クリーニング利用規約に違反することにより、または本クリーニングの利用に関連して提携クリーニング業者に損害を与えた場合、提携クリーニング業者に対しその損害を賠償しなければなりません。
2. 2. 利用登録者による本クリーニングの利用に関連して、提携クリーニング業者が、他の会員その他の第三者から権利侵害その他の理由により何らかの請求を受けた場合は、利用登録者は当該請求に基づき提携クリーニング業者が当該第三者に支払を余儀なくされた金額および費用（当該請求を解決するために要した弁護士費用や裁判費用等を含みます。）を賠償しなければなりません。
3. 3. 本クリーニングに起因しまたは関連して、提携クリーニング業者が利用登録者に対して負う損害賠償責任については、別紙2「賠償基準」に定めるとおりとします。

第8条 存続規定

利用登録者の登録の取消しまたはクリーニング利用規約に基づくクリーニング契約終了後も、クリーニング利用規約中、その性質上存続すべき条項（提携クリーニング業者の免責について定めた条項を含みますがこれに限られません。）は有効に存続します。

第9条 準用

本規約第5条(個人情報)、第11条(本規約等の変更)、第13条(事業譲渡)、第17条(準拠法と管轄裁判所)の規定は、クリーニング利用規約に準用します。